食事が終わり、満腹感に浸っていると、今度は、ドーパミンとは別の物質が体内で増加していきます。
それが、鎮静系の神経伝達物質、セロトニンです!
セロトニンはお腹が一杯と感じる事など、人に満足感を与える物質です。
「セロトニン」は精神安定剤と似た分子構造をした脳内で分泌されるホルモンで、
十分に出ているときは、精神を安定させ幸せな気分にさせるだけでなく、
食欲を抑制する効果もあります。
ストレスが高まると分泌が増え、その興奮を鎮めてくれます。
「セロトニン」を十分分泌させられれば、ストレスによるエネルギー消耗を抑えられ、
うつに進みにくい体質になれるのです。
しかし、ストレスが長く続くと、セロトニンが減少し、うつ状態や過食におちいってしまいます。
セロトニンは、気持ちを穏やかにする働きがあるため、
分泌量が減るとイライラしやすくなり、過食にさらに拍車がかかります。
またダイエットなどの食事制限によって栄養素のトリプトファンというアミノ酸が不足することでも、
セロトニンは減少してしまいます。トリプトファンはセロトニンの材料になるものです。
トリプトファンは、体の中で合成できないので、食物からしか摂れません。
豊富に含まれているのは、赤身の魚、肉、乳製品です。
ダイエット中でも、お肉もしっかり食べましょう。
☆ダイエット中の人は、セロトニンが十分に分泌されていないため、
摂食抑制が起こりにくく食べたいという欲望に負けてしまいやすいというのも、
実験的に確かめられています。
また、血液中にブドウ糖が少ないと、トリプトファンは脳内に入ることができず、
セロトニンを作ることが困難になります。
食事でタンパク質、トリプトファンを摂り、食後に砂糖を使った甘いデザートを食べると、
ブドウ糖を同時に摂取でき、セロトニンが効率よく合成されます。
したがってスイーツなどを食後に摂ることは脳をリラックスさせると共に、
空腹をあまり感じさせない働きがあるのです。
特に牛乳は、セロトニンの原料となる栄養素をふくんでいますので、
セロトニンの分泌が促進され、脳の興奮をしずめてくれます。
ミルクに糖分、特にハチミツを足せば、よりセロトニンを増やせるそうです。
また、ウォーキングやジョギングなどの一定時間持続する意識的なリズム運動をすると
脳内で分泌が促されます。
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ドーパミンは脳を興奮させ、集中力を高める作用、 セロトニンは脳をリラックスさせる作用があります。 車のアクセルとブレーキのように、 両方がバランスよく保たれると脳は良好に働きます。 |